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久々の入賞

先週日曜、Tour of Desalesサーキットレースに参戦した。
カテゴリはMaster35+

ここ一ヶ月程、レース成績も芳しくなくモチベーションも急降下していたが、レースに出る意味を自分なりに見つめ直し、成績に捉われ過ぎず自分なりにテーマを決めてレースに臨み、運良く結果が良ければGood、結果が悪くても自分のやりたい事が発揮できていれば良しと考えるようになりトレーニング・レース意欲も復活して来たところだ。

Desalesサーキットレースは1周が約4.5Km。一箇所短いが比較的急な登りがあるコース。
レース当日の天気は晴れで気温も程度。風が強いのを覗けば絶好のレース日和だった。

我々Gotham Cyclistsからは自分を含めて4名が参加。うち一人であるDavidは物凄く強いスプリンターで今期既に4勝くらいしている。前日行われたPA州のマスターズクリテリウム選手権でも優勝し絶好調。

さて今日のレースだが、”アタックできる状況なら登りでアタックをかける。もし逃げに乗れなくても自分ひとりでも逃げを追う”という事を自分のテーマとしてスタートラインに並ぶ。

初めの3周は様子見という事で大した展開も無かったが、4周目に入って優勝候補のMike Miller(Category1)が平坦部でアタック。とても切れの良いアタックだった。自分も反応したかったが前後左右を塞がれて身動き出来ず。チームメイトのCameronと共に、アタックとそれを追う選手達を見送る。同じくチームメイトのDavidはアタックに反応し前方視界から消えていった。

さて、自分を入れて3人のGotham Cyclists選手は集団に取り残された訳だが、自分としては逃げを追いたかった。登りで先頭に立ち集団との差が広がった。飛び出したのは自分独りだったが、構わず踏み続けた。やがて集団に吸収されてしまうが、再度登りで先頭から2番手に付け、加速する先頭の選手を追った。ここで自分ともう一人の選手が集団からの離脱に成功した。先に独りアタックをかけた選手と合流し3人でローテーションを回し踏み続ける事2周。

久々の入賞_e0095029_4314290.jpg


何とあれ程離されていたトップ集団に追い付いたのだ。これで先頭集団は7人になった。
我々が追い付いた途端、例のMike Millerが再アタック。さすがに不意を突かれたのか誰も追えなかった。残り2周となった。
このままで行けば上位は確実だ。あとは6位以内の入賞を狙う。入賞するにはこの中から最低一人は抜かなければならない。

最終ラップに入った。
最後の登りに差し掛かり、53X19Tで急坂をダンシングで上る。坂の頂上手前で一人を抜き、3人に抜かれる。この時点で5位だ。
最終コーナーを曲がり、約400mのゴールスプリントが始まる。先行する選手のうち一人を抜き4位でフィニッシュ。Davidは2位。自分は4位でTop5を二人のGotham Cyclistsで占めた。

入賞した事も嬉しいが、諦めず逃げを追い、追いつけて好結果に結び付けられた事の方がより嬉しかった。
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by sprockets | 2007-07-04 04:33 | サイクリング | Trackback | Comments(0)

アメリカ東部、ペンシルベニア州に住んでいます。我が家のファミリースポーツであるサイクリングやRVキャンプの記事がメインです。


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