キャンピングカー牽引設定完了
2014年 12月 07日
ようやく牽引できるように各種の設定が完了しました。
設定をしなければならない主な装置は(1)荷重分散ヒッチと呼ばれる牽引装置と(2)電動ブレーキ制御ユニットのゲイン設定です
荷重分散ヒッチとは、牽引するRVの荷重を牽引車両とRV側の車軸に分散させ牽引車両の後輪車軸への荷重集中を避ける装置のこと。通常のヒッチにアームのような棒が2本付いていて、この棒をテコの原理のように使って牽引車両の後輪軸にかかる荷重を分散させるようになっています
まずディーラで牽引するクルマに牽引に必要な装置を装着してもらいました。牽引フックを取り付けるための牽引フレームと電気配線のコネクタとトランスミッションを冷却する為の装置を付けました。これで最大5000ポンド(約2.5トン)の牽引能力が得られます。
雨の中、頑張って調整しました。しかしどれも頑丈な鋼鉄製なので重くて翌日大腿部が筋肉痛になりました。自転車の筋トレをしたみたいです
恐る恐る自宅を出発し、公道へ。
日曜の作業はクルマに装着した電動ブレーキ制御ユニットのゲイン設定です
このユニットの役目はクルマのブレーキペダルを踏んだときにRV車両のタイヤにも同時に制動をかける信号を送り、またRV車両のブレーキの強さの最適化を自動計算し、制動時にRV車両によってクルマが押される事がないように制御する事です。このP3は最新型の高性能モデルで非常に優秀です。減速し車速が落ちに伴い、RV側のブレーキを徐々に強めてRV車両がクルマを制動するように働かせる設定も出来るのです。RV車両は約1.5トン近くあるので高性能な制動コントローラは大切です
電動ブレーキの設定は、クルマが最大制動をかけた時にRV側のタイヤがロックする一歩手前になるようにゲインを調整します。
約1時間近くかけてゲイン調整を終えました。これで安全に牽引できるようになりました
次にバックの練習を少ししました。トレーラを牽引してバックさせるとトレーラの動きはクルマのハンドルを切った方向と逆に動くので練習が必要です。何とかバックで駐車したい”大体の”場所にとめることが出来ましたが、もっと練習が必要です
練習後はRVを保管する契約駐車場まで移動。私の家がある自治会は規則でRVの長期駐車は不可なのでRV駐車場を借りました。
このクリスマス休暇はフロリダまでRVキャンプをする計画なので、キャンプに向けて足りない装備品を買う作業が残っています。備品カタログをここのところ毎日見てます
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牽引は慣れないと難しいですよね。
私もトラックで小さな機械を牽引しましたがバックはできませんでした。(笑
どれくらいハンドルを切ればトレーラがどれくらい動くのか等の感覚が掴めません。またハンドルを切る方向と逆に動くのが厄介です。キャンプ場ではバックでRVを入れなければならないのでもっと練習しないと・・・
往復約5000Kmの旅です