ポジション設定 : 基本が一番

Funride 2008年3月号に、ポジション出しに関して記事が掲載されています。こちらアメリカでは日本の自転車雑誌の入手は難しい(定期購読すると輸送料とかで倍の値段になります)ので、仕事で日本に出張した際に会社の友人に頼んで譲ってもらう事が楽しみになっています。U君毎度有難う。今度ご飯御馳走します。

サドル高さ
サドル高さの出し方ですが、3月号掲載のイマナカ式によると、BBシャフトの先端からサドル面までの距離は”股下長X0.875”で求めるとあります。
一方私が時々戸棚から引っ張り出しては読んでいる、「Hitech Cycling」
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には、股下長から算出する適切なサドル高さについての定義は”股下長X0.883”と書かれています。何でもこの係数はグレッグレモンの推奨値のようです。
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自分の場合、ポジション設定は自分で試行錯誤して決めて来ました。今年はサドル前後位置、サドル高さ共に変更しました。サドル前後位置は前に、サドル高さはやや低く、サドル前後傾斜は水平からや前下がりに。。と各セッティングは、乗っていて最も自然な姿勢を目指して決めました。その結果、パワーが出るようになったと感じています。

雑誌の記事を読んで、「果たして今のセッティングは基本と呼ばれるセッティングからどのくらい外れているのか?」と思うようになり、先日早速、基本のセッティング方法に沿って確認してみました。

私の股下長は80cmなので、適切なサドル高さはイマナカ式だと70cm、グレッグレモン式だと70.6cmになります。両者の推奨値には6mmの差がありますが、Hitech Cyclingには前後6mmから2.5cmくらいは許容範囲と書かれているのでどちらの数値を使っても良さそうです。
早速、自分の自転車のサドル高さを測ってみました。TREKが70.6cmでNew BikeのRidleyが70cmでした。偶然か、どちらのBikeも適正サドル高さでした。私の場合、基本セッティングが体に合うようです。

サドル前後位置
これはペダルシャフトと膝頭位置の前後関係を決めるもので、よく言われるクランクを床面に水平にした時、ペダルシャフト中心の鉛直線上に膝のお皿の内側が位置するかどうかを確認しました。あの、膝のお皿内側から紐を垂らして・・・というやつです。
私はアメリカで見かける方法を使いました。
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水平器を使って、クランクシャフト先端に水平器を当てて、水平器を床面に垂直に立てて、膝頭がその水平器と接するかを確認しました。
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その結果、膝頭が水平器と接していました。やはりこれも基本セッティングが体に合っているようです。

クランク長
Funride 2007年12月号には股下長に応じた適切クランク長が掲載されていました。股下長が74cm以下の場合クランク長は165mm、81cm以下が170mm、81cm以上が172.5mmとあります。私のクランク長は175mmなので股下長に対しての長さが長すぎる事になります。クランク長が長いとチェーンにより大きなトルクを与える事が出来ますが、膝の上下動が大きくなるので高回転に対応しにくい面もありますい、エネルギー消費も大きいと思います。出力(W)はトルクXケイデンスで決まるので、同じWを出すにしても高トルク、低回転型、高ケイデンス、低トルク型の2通りの出し方があると思います。
高トルクを出すには速筋と呼ばれる力は出るが疲労しやすい筋肉群を主に活用する事になるので長時間に渡って高トルクで走るのは難しいと言えそうです。レースシーンを考えると速筋を使う場面は一杯ありますが、出来れば速筋はココ1番に取っておきたいので同じWでクリアするならトルクに頼らず、回転でWを出す方が良いのかも知れません。回転型は遅筋と呼ばれる力は余り出ないが長時間運動が可能な筋肉群を主に使うので疲労しにくく、ココ1番までは回転型で運動した方が良いように思い始めています。又、私の場合、標準セッティングが体に合うようでもあるので、クランク長を170mmに変更することを真剣に検討しています。
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Commented by kizetsu at 2008-03-19 13:03
Sprocketsさんこんにちは
膝が痛くなった今年初めに自分でポジションチェックしてみました。
サドルが0.875からするとかなり低かったです。
それから徐々に上げてきていますが、今でもまだ10mmくらい低いです。
私は175mmのクランクを使っていますがこれは股下からするとOKです。
サドル高が低く、寒い時期に踏み込んだペダリングをしたのが膝痛の原因のようです。
ポジションって大切なことだと実感しています。
Commented by Sprockets at 2008-03-20 04:31 x
Kizetsuさん;
ポジションってとても大切だと私も思います。快適に乗るためにも強く走る為にも、故障しない為にも。
膝、早く良くなる事を願っています。
Commented by Sacramento at 2008-03-23 11:37 x
サドル高さはどうなんでしょうね。Lemondが選手であった時代Hinaultのセッテイングx0.885が推奨されており(これはかなり高いと思うけど)これはコーチのギマール氏が(よく見ると本の中に名前がある)高いサドル位置が好きだったとか、いろいろあるけど、結局Hinaultはひざのトラブルに見舞われたとか(間違って5mm伸ばした等言われてますね)

Lemond氏はひざ上が長いと聞いたこともありますし、もともとLemond氏はシート角が寝ているのを推奨しているので(72.5degとか 今のLemondbikeもそうです)ペダルアクスルと膝位置が水平になるかもというのも納得がいきますね。

これは新しいほうが良いのかな?
Commented by Sprockets at 2008-03-24 23:00 x
Sacramentoさん;
こんにちは、さすがに詳しいですね。サドル高さは個人の骨格にも寄ると思いますし、日本人、欧米人では骨格も違うのでレモンの係数が良いのか分からないですね。私の場合、たまたまかもしれませんが、イマナカ式、レモン式の標準サドル高さになっていました。サドル高さは自分でも最も踏めて回せる位置を探した結果でした。やはりポジションは自然が一番だと思っています。
Commented by まさ at 2008-03-25 23:24 x
スプロケッツ様
さっそくご指摘のようにイマナカ式とLemond式で測り直してみました。私の場合はスペシャライズ・ターマックS-Worksのコンパクトフレームにスプロケッツさんと同じのSelleサドルです。クランクはDura-Ace 10スピードの170mmで、測ってみたら685mmちょうどでした。長年ああでもないこうでもないと自己体験で割り出した高さだったのですが、自然と出てたんですね。私の場合はLemond式があっているように感じられます。登りの場合は腰をぐっとひいてのペダリングになるのでイマナカ式で合わせた場合が楽なのではないかと思います。5月のBear Mt. Classicレースは登りの長いサーキットコースなのでサドルを10mm低くしたイマナカ式にしたらいいんですね。
それではまた。M
Commented by Sprockets at 2008-03-26 01:48 x
Masaさん
サドル高さ以外にも重要なのはステム長さ、シフター位置など上体に関わるセッティングも大切だと思っています。結局のところ無理が無い体勢が一番速いんだと思います。Bear Mtレースですが、もうどのカテゴリも一杯ですね。Masaさんはどのカテでエントリしましたか?
by sprockets | 2008-03-19 11:11 | サイクリング | Comments(6)

米東部在住のトラック&ロードレーサ。レース・トレーニング、機材など


by sprockets
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