PWR
2007年 06月 28日
初めは「132番、後ろに下がりなさい!」って審判車両(オートバイ)に乗ったレフェリーが叫んでいたのだが「132番って誰だ?」と思って無視して走行を続けていたらいよいよ審判はエキサイトして「132番、オマエだ。聞こえないのか!!」と怒鳴っている。そこでもしかして自分?と思って「私ですか??」と聞いたら「そうだ、オマエだ。違反があったから直ぐに集団の最後尾に戻りなさい、さもないと失格にします」と言う。集団の最後尾って言うけど、今自分は先頭付近にいるので直ぐには下がれない。集団のお尻に戻った頃には時間が経ちすぎたのか「君はもう失格だ。直ぐにレースから離れなさい!」と宣言され、空しくそのままThe End。いつもならちょっとぐらい黄色車線超えたって失格にはならないのに、今日の審判は妙にウルサかった。
そうな訳で復調のきっかけを逃してしまったままで居る。
シーズンもあと2ヶ月+なので今からジタバタしても仕方ないのだが、残ったシーズンをBestで走り抜きたいので、今から出来る事は無いか考えた。
アメリカのレース、特にここペンシルベニア州のレースの特徴を少し真面目に分析してみるとパワーが要求されるコースとなっている。登りレースでもどちらかというとビッグギヤを踏んで一気に急勾配を駆け上がるパワークライミング、スピードの緩急が激しく何度も繰り返されるダッシュなど。
そこでシーズン残りはパワーを重視したトレーニングに集中することにした。それと同時に体重を落としてPWR(パワーウェイトレシオ)を向上させようと思う。
こんにちは。失格には正直驚きました。(ショックというより、本当??って感じでした)
黄色車線違反は交通規制を行っていない場合の反則規定によるものです。ローカルレースの殆どは完全な交通規制無しで行います(勿論要所にはマーシャルが居てクルマの進入をコントロールしますが)。完全交通規制をかけて行うロードレースも幾つかありますが、その場合は黄色車線違反はありません。
クリテリウムやサーキットレースは多くの場合、工場団地や公園(といっても広大な規模の土地)で行われますが、街のダウンタウンを完全封鎖してレースに使ったりもします。
日本の場合、道路占有許可とか何かがウルサいのか、なかなか公道を使ったレースが少ないようですね。