Philadelphia 個人タイムトライアル - 優勝 -
2014年 06月 01日
レース距離は約13KmとTTとしては短め。レースコースはフィラデルフィア美術館前から出発し川沿いを走る公道です。レース中は交通規制が行なわれ、安心して走れました。
私の出走は午前7時26分なので、自宅を午前5時に出発し、6時10分頃到着。
受付を済ませ、ゼッケンを受け取り、いつものようにいつものアップのメニューをこなしていたら出走まであと10分になりました。早すぎず、遅すぎずで丁度良い時間ですね。
事前に試走した他の人から風が強いという事を聞いていたので、向かい風の往路は焦らず、やや力を残して走る事にしました。
スタートは大抵はスタータがBikeをホールドしてくれるのですが、今日は自分でペダルを嵌めて出発でした。ペダルを嵌めるのも上手く行って順調なスタートを切れました。
少し走るとGPSのメータのスタートボタンを押すのを忘れていたのに気づき、慌ててスイッチON
タイムより、走行距離を見てペース配分する予定だったのでちょっと誤算でした。
しかし、風が強い!ディスクホイールのせいか、Bikeが左右に煽られて真っ直ぐ走れない。しかも強烈な向かい風。時速は40Km/hから43Km/hの間を行ったり来たり。ギヤは54X11Tに入れっぱなし。
ケイデンスは落ちますが、この方が自分はパワーが出せるのをローラ台のパワーテストで把握しているので敢えて重いギヤを踏みっぱなしにしました。
Uターンポイント手前で2段ほどギヤを落とし、加速に備えました。
落ち返してダンシングを少し入れて、また11Tに戻し。後は踏むだけ。
追い風の部分では48-49Km/hくらいで走れました。
先に出発した同じカテゴリのライダーがなかなか見えないので、自分では”駄目かな?”と思っていたら、後半になって視界に入って来ました。
そのライダーに追いつくのを目標に走っていたら抜ける距離まで迫って来ました。
ゴール前で抜けるかな?と考えていたら、突然ガツーンという衝撃をフロントタイヤに受けました。
橋と道路のつなぎ目だと思われる段差?か何かにフロントタイヤをヒットさせてしまったみたいです。
幸い、Bikeはしっかり握っていたので姿勢は保てましたが、前輪が一発でパンクしてしまいました。
反射的にTTバーからハンドルのブレーキフードに握り替え、パンクによるBikeのコントロールが失われないようにしました。ゴールまで約400m。ここに来てDNFは避けたい。タイヤはチューブラーなので直線なら何とか騙しだまし走れると判断して、ホイールを壊さないように減速して進みました。かなりの減速を余儀なくされましたが、何とか無事にゴール
パンクが残念でならなかったと思いながらクルマで帰り支度をして、一応リザルトだけは確認して返ろうと思いスタートハウスまで行って結果をみました。
多分10番前後だろうと思っていたのでその辺りを見ても自分の名前がありません。
おかしいな、どこだ?とふと一番上を見たらトップに自分の名前がありました。
恐らく20秒くらい損したと思っていたので1位になっていたのは驚きでした。
タイム:18分12秒
TTマシンをCervelo P3にしてからTTの成績が格段に良くなりました。
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パンクがなければもっと良い成績でしたね。
それでも優勝したのは素晴らしい!
有り難うございます。タイム的にはもっと良いタイムで走りたかったです。まあ、これもレースですね
ただただ感心、すごいなぁ。