ペンシルベニア州ロード選手権
2010年 05月 23日
出場したカテゴリはMaster35+で、レース距離は90Kmです。
レース開始後5kmくらいでアタックがかかり、2人の逃げが出来ましたが、数キロで集団に吸収されました。そして程なくして一人が飛び出しました。かなり切れの良いアタックだったので、私も迷わず追います。少しして後ろを振り返ると計3人が飛び出した形になっていました。
3人でローテーションを組んで集団を引き離しにかかりました。良い感じで速度が乗り、集団は見えなくなりました。1周目の終わりの急坂でややペースを上げて登って行きます。勾配は18%くらいか?
坂の頂上付近で後ろを振り返ると一人が脱落し、私ともう一人の2人になっていました。
ここからが2による長い逃げでした。ローテーションを組んで回して行きます。2周目には1分程度集団を離していました。3周目の後半、とうとう集団に追いつかれてしまいました。ここで約60Kmに渡る2人の逃げが終わってしまいました。逃げているときは、このまま行ければ、優勝も可能か?なんて思ったときもありましたが、レースはそんなに甘くないですね。
集団に吸収された後は、集団の中で休むようにしました。が。。。
急に脚の調子が悪くなりました。両脚のふともも、ふくらはぎが激しく攣り出したのです。
ボトルのドリンクを飲んだり、脚を休ませたりとしましたが、回復の傾向がありません。
それでも何とか3周目の終わりにある急坂はクリアし、最終周に入りました。
最終周になると揺さぶりが始まり、ペースが急加速して前に追いつこうと必死にペダルを回そうしても完全に攣って、コンクリートのような状態になった脚ではケイデンスが上げられず、どんどん集団の後方に追いやられて行きました。ダンシングなどしたら完全に脚が動かなくなるのは明白だったので、シッティングでとにかく我慢、我慢でした。危うく集団化から切れそうになったときもありましたが、ギリギリ持ちこたえ続けました。
休みたくても、ペースが急にあがったりするので、全く休めなくなり、あとはどこまで持ちこたえられるか?のギリギリの所で走っていました。
脚が攣っていなければ、何でもないペースにさえ付いていくのがやっとという情けない状態でした。
ゴール前の急坂は勝負ところなので、遅れてはいけないのですが、情けないくらい脚が動かず、ペースが上げられず、とうとう集団から離されてしまいました。
後はひたすら我慢でした。後ろを振り返り、後続との距離が十分あることを確認したらもう脚は全く動かなくなり、惰性でゴールラインをきりました。結果は18位
停止したら両脚が完全に攣ったまま暫く全く動けない状態でした。
出来る限りのベストを尽くしての結果なので順位より、大事な局面で脚が攣って、全く走れなかった事に悔しさが残りました。